about botanic

botanicは針仕事をこよなく愛するふたり、村田かつ子(叔母)と秋本容子(姪)で始めたとてもちいさな手刺繍のブランドです。
姪である私は幼い頃から糸や針や布が遊び道具でした。結婚後に暮らしたニューヨークではファッションの学校に通いながら、手織りのテキスタイルアトリエで働き、ますます手仕事の魅力にとりつかれたのです。息子の誕生を機に、こどものための服や雑貨を作りたい、と考えるようになりました。
一方、叔母は美大で刺繍教室(刺繍科)を修了後、北欧や南仏でテキスタイルを学びました。その後主婦となったので、彼女の刺繍の技術は何十年もの間眠ることになりました。そして叔母もやはり、孫の誕生をきっかけにふたたび製作活動をはじめていたのです。
そんなふたりのタイミングが一致して
botanicがスタートしました。

しばらく経って、叔母の家に手仕事が大好きなお嫁さんがやってきました。幸運なことに彼女は私たちの世界観と不思議なぐらいぴったりな感性の持ち主。いつのまにか彼女も加わって今では3人の家内制手工業となりました。

ちくちくと時間をかけて作ったものはきっと大切に、愛情を持って使っていただけるに違いないと信じて、手刺繍の一点ものを少しずつ丁寧に作り続けています。


profile

村田かつ子
山口県生まれ。女子美術短期大学服飾科刺繍教室卒業後、横浜から船とシベリア鉄道を乗り継いで初めて辿り着いたのはフィンランド。森の中の織物小屋でテキスタイルデザイナーに弟子入り1年。イギリス2年、フランス1年の間に様々な美しいもの、新鮮なデザインをたくさん見て過ごす。4年のヨーロッパ滞在の後、ノルウェイ、インドを旅しながら帰国。その後文化出版局で編集者として働く。
そして結婚、夫と世界1年旅。帰国後、出産、育児、39才で再び出産。(双子!)ながーい子育ての後、刺繍製作再開。

秋本容子
山口県生まれ。慶応義塾大学環境情報学部
(SFC)卒業後、インテリアショップイデーのプレスとして働く。その後夫の留学についてニューヨークへ。ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)パターンナー科卒業。在学中から学校のすぐそばにあったHABU Textilesという手織りのテキスタイルアトリエで3年間のアシスタント。京都から輸入している美しい糸に囲まれ、手づくりをする多くのお客さんと出会い、手仕事の魅力を再発見。織物や編み物のワークショップで体験した「温かい空気」が心から好きになる。帰国後、息子の誕生を機にbotanicを始める。

村田智子
京都生まれ、京都育ち。物心ついた頃から針を持って、お日さまの下で母親に刺繍を教わるのが大好きという子ども時代を過ごす。マロニエファッションデザイン専門学校でファッションを学ぶ。
かつ子の息子と結婚し、
botanicに参加する。